皆様、こんにちは。
アプローズの田邉です。
今年の夏の甲子園も大変な盛り上がりでしたね。
高校野球の大ファンとしては多くの感動をいただきました。
中でもやはり印象的だったのが、慶応高校の「エンジョイベースボール」。
笑顔の監督や選手たち。自分達で考え行動するからこそのやりがいや熱意が伝わってきて
思わず応援したくなるチームでした。
笑顔の効果についてはまた次回。今回は自ら考える力についてお話しします。
リーダー層の研修で、「部下やメンバーが言われたことしかやらない。」
「指示を出さないと動かない」
との意見がよく出ます。
皆さんの職場はいかがでしょうか。
様々な理由は考えられますが、大きく分けると2点。
1つ目はメンバーとのコミュニケーション不足。
2つ目は指示の出しすぎ。
2つの理由は矛盾しているようですが、
要はメンバーに対して指示しかしていないということです。
慶応高校の監督は選手が自ら考える力を育むために
「任せて 信じ 待ち 許す」
ことが大切だとおっしゃっていました。
対等な立場で選手の話を聴き、
ミスをしたら原因について答えを言うのではなく考えさせる。
答えは相手の中にあると信じ、任せるからこそ、
相手は期待に応えたいと自ら考えて行動するようになります。
「監督を日本一の監督にしたい!」という選手たちのコメントも印象的でした。
このコミュニケーションスキルはまさにコーチングです。
環境変化の大きいビジネスの場でも自ら考え行動できる人財が求められています。
メンバーの可能性を信じ、話を傾聴し、サポートする。
コーチングの効果は即効性はありませんが、この積み重ねが信頼関係構築、
さらにメンバーの意欲を醸成し、主体的に行動する人財へと成長していきます。
アプローズのコーチング研修は「わかる」ではなく「出来る」ために実践ロールプレイングを行い、皆様が職場で実践できるように継続的にサポートいたします。